退院祝 膳
退院祝いとしてご馳走を食べることで祝い膳という風習もあります。
退院祝いは、知り合いや友達が病院を退院したときにプレゼントするお祝いのことです。
冠婚葬祭の一種なので「のし」をつけるなどして、日本オリジナルの礼儀を踏まえて行わなければなりませんが、基本は素直な気持ちでお祝いするべきだといっても差し支えないでしょう。
一般的に退院祝いは、「商品」をプレゼントします。
コーヒーやお茶、入浴剤などに「のし」をつけてプレゼントするのが一般的ですが、このほかの物を贈ることもあります。
退院祝いの風習として、ご馳走を囲むことで祝い膳とするものです。
退院祝いで祝い膳を食べるのは、入院して出産をし、そして退院してきたときです。
このようなときは、出産という状況を乗り越えれば、母親のほうは普通の体調に戻ります。
母親は健康な体ですから何を食しても大丈夫なので、退院祝いで膳を食べるということになります。
日本の風習では、出産してから七日目にお祝いを催します。
このことを「お七夜」と呼び、「お七夜」のときにご馳走を作って祝い善を食べます。
ほとんどのケースでは、母親が退院する頃と重なるので、「お七夜」を退院祝い膳としてご馳走を食べるようです。
ですが今では、家族だけで行う少々小さくまとまった祝い膳が多いようです。
ご馳走と一言でいっても、それほど華やかなものではなく、宅配サービスを利用したり、お取り寄せというのが通常のようです。
七日目は、新しい家族である赤ちゃんが傍にいるということに慣れてくる時期でもあります。
この七日目に、命名紙に赤ちゃんの名前を書いて飾るということもあり、赤ちゃんが現実的に家族のひとりとなるお祝いといっても過言ではないでしょう。
祝い膳として、とくに注意しなければならない食べ物というのはありません。
それよりも、これからの育児には体力が必要となってきますから、きちんと食べることが大切です。
ですが、飲酒は控えた方が良いでしょう。
アルコールは母乳にも影響を及ぼすので、ワインを一杯ぐらいと、後はお茶などを飲んで過ごすようにしましょう。
ともあれ、退院祝い膳が囲めるということは、大変幸せなこと。
赤ちゃんを元気に成長させるためにも、楽しい気分になれるお祝いは大切だといえるでしょう。